top of page
​更新日:2025.11.19

自宅でできるセルフケア

 

コロナ後遺症には明確な治療方法はまだ存在しません。しかし、だからといって何もできないまま、ただ苦しい時間を過ごすのは本当につらいことです。

そこで、①専門家(医師等)が提案していて、②費用がかからず、③副作用等のリスクが少ないものについては安全であると判断し、紹介していきたいと思います。

 

このページでは後遺症治療で有名なヒラハタクリニックの医師、平畑光一院長が提唱しているセルフケアについて掲載しています。

(引用元は「新型コロナ後遺症」https://www.longcovid.jp/index.html(2025年10月22日閲覧)、平畑光一(2025)『コロナ後遺症~治らない"慢性不調"の正体~』扶桑社)

 

なお全てを完璧にこなそうとはせず、自分の体調にあった範囲で行うようにしてください。​やりすぎると悪化するおそれがあります。

基本セルフケア

 

後遺症の症状に効くつぼについて解説されています。爪で押す等でも良いそうですが、「プチリラク」という商品を使うことが推奨されています。

​→商品ページはこちら

PS別呼吸リハビリ動画

 

鍼灸師・野崎真治先生によるコロナ後遺症の呼吸リハビリ動画一覧です。
ご自身のPSに合わせて行なってください。

PS別運動療法

 

平畑先生と野崎先生が共同開発した、コロナ後遺症の重症度別(PS別)の運動療法です。
コロナ後遺症は動きすぎれば悪化しますが、動かな過ぎても治りません。
症状が出ない(酸欠が起きない)適切な時間、適切な負荷の運動を行い、すぐに呼吸リハビリを行うことで、症状は徐々に改善していきます。
良くなってきたときに、無理をしないことも大切なポイントです。

ゆるめる瞑想(新バージョン)

 

音声に合わせて身体をゆるめていく瞑想です。​​

腰から脚のケア
頭痛の治し方

 

頭痛以外の症状も軽減できることがあります。​

セルフ頭皮鍼

 

爪や爪楊枝を使って行う、セルフ頭皮鍼です。​

あいうべ体操

 

口、舌の力を無理なくつけることで、口呼吸から鼻呼吸にかえて、上咽頭に乾燥した空気が行かないようにし、上咽頭の治癒を促進します。
唾液の量が増えて、歯周病も減る可能性があります。
(疲れない範囲で行ってください)

ペットボトル温灸

 

コロナ後遺症に対して、ペットボトル温灸が有効なことがあります。
自分にあっているツボ(経穴)にペットボトル温灸を試してみてください。

よかったことノート

 

「天気が良くて調子が良かった」「お得な買い物ができた」「何か食べたらおいしかった」「ちゃんと眠れた」「無理をしないですんだ」といった、日々の中で感じた「うれしかったこと」「よかったこと」をノートに書き留め、何度も見返すという方法です。

「病気ではあるけれど、いいこともある」と自然に思えるようになり、自律神経の「安心・安全モード」のスイッチが入りやすくなることで、回復につながります。

なお、以下の点に注意してください。

・「できなかったこと」「つらかったこと」は絶対に一緒に書かないこと

・「何分歩けた」「今日は〇点だった」などの数値も書かないこと

​・「毎日書こう」と無理に頑張らないこと

​★ひとりだと続けるのが難しい…という方は、ぜひ掲示板を利用してください!

漫画リハ

 

「好きなことで、疲れなくて、ホッとできること」を繰り返し行う方法です。便宜上「漫画」と呼んでいますが、日なたぼっこ・音楽鑑賞・動画視聴・プラモデル制作・編み物・カラオケ等でもかまいません。

漫画を使う場合は、「お気に入りの作品」を一冊用意してください(先の展開が読めずハラハラドキドキするような作品では、自律神経が落ち着かないため)。

ブレインフォグがひどく漫画を読むのが難しい場合は、絵を2~3秒眺めるだけでも効果があります。

また漫画以外にも現実から離れる手段として、「ゲーム」も活用できます。ただし、対戦型や激しいアクションではなく、のんびり楽しめるものが理想です。

​★新型コロナ後遺症支援会では、今後ゲームのマルチプレイ機能を使った交流会を企画する予定です(例:ポケモンSV ピクニック会、あつまれどうぶつの森 島探索ツアー)。興味のある方はぜひご参加ください!

bottom of page