しかしこれらの病院に行っても、まだ適切な診療を受けられない場合もあります（例：「今はもう後遺症の診療はやめてしまった」「コロナの後遺症という病気はなく、精神病である」「うちでは診断書は書けない」等）。
このような対応を受けると、「もしかしてこの体調不良は病気ではなく、気のせいなのではないか」と考えてしまうこともありますが、コロナ後遺症は気のせいでも精神病でもありません。この病気はまだ新しく研究途中であるため、医師の理解が浅い場合があります。自分を責めるのではなく、理解のある医師を探すようにしましょう。

家から通える距離にもう良い病院がないという場合は、オンライン診療がおすすめです。
​（※以下一部の情報は、実際にオンライン診療を受けた患者の方から聞いたものです。現在は変わっている点もあるかもしれないため、詳しくは病院にお問い合わせください）

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ヒラハタクリニック​（東京）
紹介状が必要ですが、初診からオンライン診療を受けられるため、現地に行く必要はありません。オンライン診療のみで、診断書を発行してもらうことも可能です。
コロナ後遺症治療で有名な病院であり情報量が多く様々な治療に対応している反面、人気過ぎて待ち時間が長く、診察が深夜になることもあります。また院長の平畑先生が有名ですが、遠方在住の重症患者を優先するという方針のため、指名をすると受診ができない場合もあります。院長以外の先生方も後遺症に詳しいため、はやく診てもらいたいという方は指名をしないほうが良いかもしれません。