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お仕事インタビュー――事務(教育系)

  • 4月30日
  • 読了時間: 6分

今回は30代のピーマンさんにお話をうかがいました!


症状:PS4から5程度。倦怠感、ブレインフォグ、体の痛みが基本的にあり、違う症状も出ることがある。

ブレインフォグは、相手の話している内容が理解できない、言葉が出てこない、文字が記号に見える、何も考えられなくなる等の症状がある。


――今回はインタビューを受けていいただき、ありがとうございます。

まずどんなお仕事をされているか、教えてください。


教育関係の事務職です。デスクワークや、窓口で生徒の相談の対応をしています。


――仕事の時間は決まっていますか?

9時から5時です。


――そうなのですね。出勤されている日の、一日のスケジュールはどんな感じですか?

そうですね、大体……


6:00ごろ 起床、体が痛いのでゆっくり支度をする。

7:00ごろ 家を出る

8:30   職場につく


9:00~11:30 午前の業務

11:30~12:30 昼休み

12:30~17:00 午後の業務

17:30ごろまで残業がある日も。


19:00ごろ 帰宅


という感じです。昼休みはあまり人としゃべらず、頭を休めるようにしています。

帰ってきてからは食べる体力気力がないこともあるので夕飯は軽く食べて、お風呂も入れるときだけ入るようにしています。髪乾かすのが本当に疲れてしまって……。日付が変わる前には絶対寝るようにしています。


本当は資格の勉強もしたいけど、なかなかできないので(資格に関する内容の)YouTubeを聞いています。そのまま寝落ちしてしまうこともあります(笑)

とにかく睡眠!睡眠!睡眠!という感じで、睡眠を最優先にしています。


――仕事に加えて勉強もされているとは、とても大変ですね。

次に、もしよろしければ大体のお給料を教えていただけますか?


手取りだと16、7くらいです。

もともと週5で働いていたのですが主治医の先生に悪化してしまうからと止められ、診断書を書いてもらって今は週4にしています。


――そうなのですね。今のお仕事はどのように見つけましたか?


もともと「はたらこねっと」などの派遣会社に登録していて、紹介メールから知りました。今の仕事は休みが長めで業務内容もバランスよくできるような感じだったので、応募してみました。

具体的に話がつまってきたところで、まず派遣会社の方に「自分はこういう症状があるのですが、紹介してもらえますか?」と相談したら、派遣先にも確認していただけて、大丈夫だったので働き始めることになりました。その後実際に就業してからも、派遣先にもう一度ヒアリングをしてくださって、事前の相談と応募してからのすり合わせはわりと丁寧にしてもらえました。


――コロナ後遺症は理解してもらいにくい症状も多いかと思いますが、病気については派遣会社や職場にどのように説明しましたか?


一応「病気で」というと身構えてしまうかもしれないので、最初に「主治医からはこういった条件なら問題なく働けると言われているためご安心ください」ということを伝えました。そのあと症状については、重たい物を持たないようにと主治医に言われていることとその内容の診断書を見せて、極端に重い物を持つ作業はできかねますと伝えました。

あと、「疲れやすいときがありますが、自分のペースで呼吸を整えさせてもらえれば、すぐに通常業務に戻れます。過度にご迷惑はかけないので何卒お願いします」というように説明しました。本当にざっくりとした感じです。


――ブレインフォグの話はあまりしませんでしたか?


そうですね。ブレインフォグは疲れがたまったときに出るので、その前段階でペーシングとして「自分のペースで呼吸を整えさせてください」とお願いしておけば大丈夫かなと思いました。


――呼吸を整えるというのは、具体的に職場でどのように行っているのですか?


やばいブレインフォグ来そう疲れたなというときに、ちょっと椅子を離して目立たないようにストレッチをしたり、お手洗いに立ったりしています。

根詰めてやらないように、というのを意識しています。


――なるほど、ありがとうございます。

次に、職場で病気を理解してもらえずに困ったことはありましたか?


今の職場は大丈夫なのですが、前の職場ではありました。

重たい物を持っちゃいけなかったのに、粗大ごみなどのゴミ出しをしなければならず、PEMやクラッシュになってしまいました。人が少なくて言い出しにくく、根詰めてやらないといけないときがあり、呼吸を整えるためお手洗いに行っていたら、離席時間が長いと派遣会社に言われてしまいました。


――それはお辛いですね。

今の職場では重い物をもったりする仕事はないのでしょうか?


荷物が届いたときは台車を使ってねと言ってもらえたり、持つよと声をかけてくれたりします。


――そうなのですね。病気を理由に差別されたことはありませんか?


私生活になるのですが、保険の相談に行ったとき、「コロナ後遺症です」と言ったら「え、そうなの?それなら普通の保険は入れない入れない」と鼻で笑われたことはありました。


――それはひどいですね!仕事で差別されたことはないですか?


前の職場では重い物が持てないとなかなか言い出しにくいことがあったりしましたが、あまり差別というような感じには考えないようにしていたので、意識したことはないですね。


――そうなのですね。

今の職場で、他にも配慮してもらっていることはありますか?


ブレインフォグのことで、「たまに私わけわかんないこと言ったり言葉が出てこなかったりすることがあるんですけど、すいません」ってことをあらかじめ周りには言っています。


――なるほど、ありがとうございます。

人間関係で困ることはありますか?


遊ぶ友達を作るのが難しいですね。約束しようとしても体調が読めず、キャンセルするのが申し訳なくて、疎遠になっちゃうことがありますね。


――飲み会とかはあんまりないですか?


そうですね、飲み会はあまりないですね。

あったとしても希望者のみが少人数でやっている感じなので、参加しなくても問題ないです。


――そうなのですね。

お仕事の話に戻るのですが、業務をする上で辛い症状はありますか?


ブレインフォグがやっぱり辛いです。話している最中になることがあって、相手はこちらの事情を全然知らないので、変に思われているのだろうなと考えてしまったりしてストレスになります。


――その症状について、仕事で工夫していることはありますか?


窓口対応で生徒の方に履修登録の相談を受けることがあるので、とりあえず必要なマニュアルは覚えて、自分で考えずにしゃべれるようにしています。

ブレインフォグが発生しないようにしつつ、生徒によりそった対応ができるようにしています。


――すごいですね!

暗い話題が多くなってしまいましたが、今の仕事をやっていて嬉しかったことはありますか?


落ち込んでいた学生さんの問題が解決して、「ありがとうございました!」と明るくなったときは嬉しいです。


――いいですね!

最後に、今仕事を探している人や今までの仕事ができなくなって困っている人に向けて、何かアドバイスがあればお願いします。


月並みなことですが、無理はしちゃだめというのを伝えたいですね。

クラッシュが起きてしまったらもっと苦しくなってしまうので、今の仕事が症状的にしんどいなと思ったら、迷わずお医者さんや就業先など信頼できるところに相談して、続けられる方法を探したり、方向転換することも恐れないでほしいです。まずは自分の健康を守ってほしいと思います。


――今回はインタビューを受けていただき、ありがとうございました!

ありがとうございました!

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